『SDGsと地域づくりの新たな視点』~SDGsを使って施策を考える~
2024.9.24から26日 SDGsでまちづくり (こちらから研修報告をご覧いただけます)
滋賀県唐崎に全国市町村文化研修所があります。ここでは行政職員と地方議員向けの様々な研修を格安で行ってくださる私にとって学校のような場所です。この研修は政務活動費を使わせて頂き勉強に行かせて頂いています。
今回も北海道から岡山までと遠くから受講しにいらっしゃっていました。私たちは近くにこんなに素敵な場所があり感謝しかありません。今回はSDGsをどうまちづくりに活用するかという講座でした。毎回学びを皆さんと共有するためにレポートを作成しています。授業を受けながら作るので、誤字脱字があるかもしれませんが・・・お許しください。添付していますので是非お時間あればご覧ください。(上記に添付)
今回、私が感じた学びをこちらにて共有します。
1・SDGsをいかに自分事にできるか!2030年をゴールに掲げて正解で向き合っているSDGs。17つあるどの項目も2030年のゴールに達成できないことがわかっています。これだけ世界のトップがみんなで協力しても達成できないことに残念な気持ちになるのは私だけでしょうか?
しかし!未来を諦めるわけにはいきません。2030年をゴールに環境意識や持続可能な社会の実現に、かなり風土は変わったと個人的には感じています。しかし!!!今すぐ!丸っと変貌しない限り、啓発で終わりそうです。
今回の研修では、SDGs未来都市に認定されている市の方が多く、総合計画にSDGsを取り入れていないのが、私の住む向日市だけでした。https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/wp/wp-content/uploads/2024/05/04_R6puresuissiki-14-15-1.pdf
本市は脱炭素先行地域に認定されていますが、だからこそSDGs未来都市に参加して、より施策を加速したらもっと素敵だと感じましたし、向日市の様々な事業もSDGsに照らし合わせながら、チェックや、施策作成をしていくと、もっともっと幸福度の高いまちになると感じました。
日本はSDGs世界ランキング昨年は21位でしたが、今年は18位とランキングを上げました。が、昨年まで達成していた4番。教育が未達成になりました。PISAランキングが下がったのが原因のようです。 PISAとは・・・こちらから https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/detail/1344310.htm
皆さんは、自分のまちの総合計画をご覧になったことはありますか?私は正直お恥ずかしながら、市議になるまで見たこともありませんでした。市議になってからも総合計画がどれほど大切か、まちの未来を考える道しるべだということもよく理解していませんでした。
総合計画の中には基本構想→基本計画→実施計画とあり、このすべてをひっくるめて総合計画だということも知りました。行政職員の研修にいくと、行政の仕組みや仕事などが少しだけ理解でき楽しいです。亀岡市のSDGs企画推進課長のお話を伺いながら、議員より市の職員の方が政策実現がしやすいのかもしれないと感じる今日この頃です!行政マンは我が町の為に、市民の持続可能な幸福の為に提案実現できるポジションで、議員は行政マンに提案とかしかできず、最近もどかしさも感じたりします。
実例紹介では行政マンの方々の実践を伺いながら、やはり人だなぁ…何事も人だなぁ・・・と感じるのでした。全ては人。全ては一人から。
折角なので向日市の総合計画を貼り付けます!lご興味がある方は是非ご覧ください。亀岡のもつけておきます!
https://www.city.muko.kyoto.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/43/2furusoukeikaku5.pdf 向日市の総合計画 https://www.city.muko.kyoto.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/43/r5shintyoku.pdf 向日市の評価シート
https://www.city.kameoka.kyoto.jp/uploaded/attachment/9872.pdf 亀岡市の総合計画
最後に・・・
自民党も立憲も新しいリーダーが決まりましたね。政治家になる予定は私の人生に全くなかったのですが、やはりその業界に入ることで興味関心は高まります。誰がリーダーになるかは本当に大切です。まだまだ勉強不足、新人は学びたくて仕方がないのですがやる気がある人ほど、持ち出しが増える仕事が地方議員なのです。
先日、元職場のルィヴィトンにいってきました。先輩や同僚と久しぶりの再会。懐かしく感謝でした。そして楽しく働いていた自分を懐かしく思い出しました。同僚たち!私が議員になって私の年収を調べたそうです(笑)国会議員とかのイメージが高く調べて驚いたと言われました。
今回は政務活動費!について少し書いてみたいと思います。
当たり前ですが市の職員は、今回の研修は全て市持ちです。私も会社員時代は出張日当までいただき研修やアテンドをしておりました。全て会社経費です。市の職員は今回の研修も『この研修に行って学んできなさい!」みたいな感じの方から、『総合計画の見直し時期で担当だから学びに来た』という方等々。
議員は自らが学びたいと思わない限り研修参加はしない話になりまして。。。。私はこの一年でJIAM7回目の常連なんです(笑)
向日市の政務活動費用は月に10,800円。これは自治体によって、議員活動をどうとらえるかで金額が全く違います。因みに向日市議会は40年間政務活動費の金額は変わっていないそうで、政務活動費を使わないのが美の様に感じる部分もあります。町議はほぼ政務活動費がなく(だから自治会長をされた方のその後の名誉職が多い?)政令指定都市だと月20万近く政務活動費があります。ただ、町議会でも議員の研修などを大切に感じておられるところは月に2万だったり、市議会でも本市より小さな自治体でも月に4万など本当に様々です。京都府議は月54万。国会銀は・・・数百万!正直活動すればするほど、手出しをしないといけない職業なのです。開かれた議員を目指しHP・公式line・ニュースレター等々も全て持ち出しです。
だからか?地方議員は兼業されている方も多いです。特に子育て世代だと地方議員だけではこどもを3人大学に活かせることは難しいと思います。なのでバイトをしている人もいます。私も活動費がもっと欲しいのでバイトしたいなぁと思います。・・・益々なり手がいなくなるこの現状。
昔は3期議員をすると『議員年金』があったそうです。この議員年金をもらいたくて議員をしていたという年配の方にもお会いしたことがあります。今は国会議員のみ議員年金制度は残っているものの・・・府議・市議にはこの制度も撤廃され、益々なり手がいないと伺ったこともあります。ここで、なんで国会議員だけこの制度がのこっているのか???不思議になるのは私だけでしょうか(笑)
本当のリーダーは自分が一番大変なものを引き受けて、後輩たちを守るものだと私は思って生きています。だから何事も代表は大変だということも感じます。そんなリーダーが私のまちにも沢山あふれるときっと幸福度が高いまちができるのだとも感じています。
そう思うと、若い世代が議員に転職できない、してこない理由も見えてきます。厚生年金もないですし、選挙のたびに数百万のお金が必要です。そんな話をしたら、職員さんにはご存じない方もいらっしゃって驚かれていました。正直私も議員になって、民間企業と違いすぎて驚きました(笑)
何だか少し愚痴みたいになってしまいました(笑)が今回政務活動費で研修に行かせて頂いたことには感謝いたします。開かれた議会へ・開かれた議員へ!11月17日30日に『林リエと向日市の未来を創る会』でイベント企画します!近日中に告知させて頂きます!
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