2024.12.10(Tue) 活動報告

厚生常任委員会でした!幼稚園と保育園の請願について・・・

今日は私の所属する【厚生常任員会】にて幼稚園と保育園の請願を審議しました。請願の意味は下記をご参照ください。

請願・陳情とは

  みなさんが市政に関することで、市議会に直接要望や意見がある時に活用していただきたい制度が請願および陳情(要望)です。 請願は憲法等に保障された「請願権」の趣旨に従い、国または地方公共団体の機関に対して、その職務に関する事柄について文書で希望を申し述べるもので、議員の紹介が必要です。
一方、陳情(要望)は、どなたでも提出することができます。個人でも未成年や外国人はもちろん、法人や、法人格を持たないPTAなどの団体でも提出することができます。

【請願】

  受理した請願は、本会議で議題とし、まず所管の常任委員会等に審査を付託します。そして常任委員会等で内容を十分に審査した後、後半の本会議において、採り上げるものは「採択」、そうでないものは「不採択」の結論を出します。採択した請願は、市長等の執行機関への送付、国や府等へ意見書を提出することで請願者の趣旨の実現を図ります。

また、請願者にはその結果をお知らせします。請願をするときは、市議会議員の紹介が必要ですが、陳情の場合は必要ありません。

【陳情要望】

  受理した陳情(要望)書は、その写しを全議員に配布しています。各議員は会派で、趣旨や事項の検討を行い、対応について協議しますが、本会議や委員会での審査は行いません。

 

通常幼稚園は総務文教で審議されるのですが、今回の内容が厚生常任員会の方が良いのではないかということでこちらに付託されました。

【市立幼稚園連盟から出された請願】 全会一致で可決。

https://www.city.muko.kyoto.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/40/seigan-r6-4.pdf

【向日市保護者会連合会から出された請願】否決 賛成 共産党 明日の向日 反対 自民 公明 維新(MUKOクラブは厚生常任委員会にはいない)

https://www.city.muko.kyoto.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/40/seigan-r6-5.pdf

 

今回の向日市保護者会連合会からの請願内容は

【保育園を選択する保護者に《公立園も民間園もどちらも選べる》という選択権を残していただきたい】という内容でした。

 

現在全国的に公立保育園を民間へ移行する動きがあります。この動きにも国の政策が大きく関わっており公立保育園建て替えには助成が出ないにも関わらず

民間園であれば国からの補助が出ます。なので経済的な部分からも公立園が減少傾向にあります。

しかし、他市町によっては公立園の意義を感じている市町も多くあります。

例えば、お隣の長岡京市も4年前に公立から公立への建て替え。現在も一か園公立から公立へ建て替えをしているそうです。

 

我が子は、幼稚園はまこと幼稚園・保育園はあひるが丘保育園にお世話になりました。

また私は第一保育園の一時保育の先生をしていた時期もあります。

 

長女を子育てしていたころは、九州におり職場がLVでサービス業だったのと、近くに頼れる親族がいなかったので

無認可保育園にお世話になっていました。また転勤族だったため、九州では無認可・認可保育園・幼稚園とお世話になりました。

田舎では幼稚園が夕方からは学童をされいました。

 

こうしたそれぞれの地域の中で、こども達野学びを考えた際に感じたことは、子育ては保護者・地域・園が一致団結して行うことが大切だということです。

 

ねこばすさんが出版されている【すくすくガイド】

12年ほど前に私も取材を担当し、向日市内全ての保育園・幼稚園に出向かせて頂きました。

その中で民間に関しては保護者会がない園も多く、また先生方の勤続年数も公立に比べると短い傾向を感じました。

 

今回、幼稚園も保育園も請願者の保護者が御忙しい中いらしてくださいました。

私も幼稚園で乙訓市立幼稚園の担当をしていましたので、皆さんを見ながら懐かしくも思います。

子育ては想像以上にアッという間に過ぎ去ります。共にこどもを真ん中に子育てした親とは今でもご縁があり仲良くしています。

保護者会活動は大変なことも勿論ありますが、今となればかけがえのない宝ものです。

保育園の請願は今回も否決となりましたが、引き続き皆さんと考えていけたら幸いです。

 

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