向日市地域防災計画について・・・


https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/11/1413.html
(上記は向日市の地域防災計画です)
大学院に通った理由の一つに、災害に強い向日市を創りたいという気持ちがあります。東日本大震災後の福島の応援をライフワークにしている私にとって、福島の方々の悔やまれる生の声を胸に留めています。
だからこそ、後悔したくないし、今できることは全部したい!
南海トラフもこの30年間の間に80%の確率で起こるといわれています。自然災害は止めることはできませんが、知識とトレーニングで減災にすることはできます。
修士論文のためのゼミが今日はあり、その中で先輩から『向日市地域防災計画』を一度読んでみることを勧められ読み込むために印刷をしたらなんと700枚近い・・・毎年見直しをされているのですが、読み進める中で書いていることと、言っていることの違いに驚く私がいます。
例えば!
災害に即応できるひとづくり
(1) 目標 「ひと」とは、向日市及び防災関係機関の職員並びに住民であるいつ、どんな災害が起き ても対処できる、次のような人を目標とする。
① 災害についての深い知識と知恵を備え、災害から自分自身を守ることができる人
② 家族や隣人等の安全を配慮し、他者と協力して助け合える人
③ 居合わせた場所で、各自、自分のなすべき行動(役割)が行える人
④ 大きな流れを的確につかみ、自分の位置を知ることのできる人
⑤ 災害に対する適度な危機意識を絶えず持ち続けられる人
⑥ 災害時に率先して防災活動に従事・協力できる人
(2)施策の大綱:災害に即応できるひとづくり 目標達成に向け「災害に即応できるひとづくり」を行うため、次の施策の強化に努める。
① 防災教育による防災意識の高揚、知識・技術の普及
② 市民・ボランティア団体・事業所を含めた総合防災訓練
③ 防災関係組織や地域コミュニティへの参加
④ 要配慮者の視点で、きめ細かな配慮のできる優しい心の育成
上記の内容は向日市がするといっている内容です。
(2)の1・2・3に関しては私が一般質問で毎回のように『市民が参加できる避難訓練の必要性』と『市民防災士との協働』『市民防災士育成』を訴え続けていますが、これ市がするって言ってることやん!と読みながら思ってしまいました。
今年の3月に『向日女性防災研究所』も設立。(向日市在住の女性防災士12名の団体)今年の秋に実際の避難所を活用してイベントを企画しています。
過去に一度この計画書を掻い摘んで読んだことはあったのですが、改めて700ページ読みます!
市民の皆さんは向日市が求める市民像に向けて一緒に取り組んでいきましょう!