建設環境常任委員会・行政視察
10月29日~30日、1泊2日で神奈川県秦野市と海老名市に行政視察に行かせていただきました。
先ず、上の2枚の写真を見て皆さん気付かれることはないでしょうか?多くの本会議場にあって向日市には無いものです。私は今我が国について学びを深めているのは、昨年の私なら気付かなかったかもしれないと思いました。人は同じ景色を見ても、関心が無いモノには全く反応しないと思います。全ては関心を持つことから始まります。
さて、行政視察とは?
担当委員会所管内容を学びに他市町に年に一度行かせていただきます。向日市の場合3つの所管があります。
◎建設環境常任委員会(防災や都市計画、ゴミ処理等)◎総務文教常任委員会(教育関係、生涯学習等)◎厚生常任委員会(保育園や高齢者福祉等)
今回はこの8月~林は建設環境常任委員会に入らせていただきましたので、秦野市では総合防災情報システムについて、海老名市では都市計画について視察させていただきました。
視察の感想は上記に添付させていただきました。(上記PDF)今回の学びをしっかり向日市政に活かしていきたいと思います。また秦野市では市民防災士と行政が協働して防災教育を実施されており、年に4,5回の会議以外にもイベント前には打ち合わせや、学校や自治会等にも市民防災士が講演に行かれているそうです。市民防災士への教育マニュアルも頂けることになっていますので参考にさせていただきたいと思います。
先日れいわ新選組の木村議員とお話をさせていただく機会がありました。その際に車いすで新幹線に乗れる場所のお話を伺っていたので、初めて拝見することが出来ました。元々席で窓もない場所だったと伺っております。こうして当事者が政治に入る意義を感じました。
今日は海老名市へ・・・向日市でもJR向町駅前開発ではタワーマンションや環境整備に多くの税金が投入されます。なぜなんだろう?と感じていましたが、今回の厚木駅前開発は『第一種市街地再開発事業』として国の制度を活用した都市計画を学ばせていただきました。
駅前開発をどこまで市が主導で実施できるのか?勿論委託事業者が建設するのですが、丁寧に対話を重ねて実施されたことを伺いました。
こちらは災害時にベンチの中にテントが入っており、目隠し部屋ができるそうです。普段の生活の中にも防災に役立つものを購入し万が一に活用することはとても大切ですね。
因みに海老名市は満18歳まで医療費無料・小中学校給食無料・小中学校全学年の教材費無料・乳児への紙おむつ支給・病児、病後保育事業等など子育てにも手厚いまちでした。また高齢者の交通手段としてよりきめ細やかな移動手段として『You Bus』『えびーくる』というバスも走らせています。
最後に・・・海老名市議会も秦野市議会も一門一答ができる音響整備が整っていました。赤ちゃん連れの親子席、資料を電子版で掲示する大きなスクリーン等々。市民含め皆がわかりやすいように整えておられることは大切だと感じました。
また海老名市ではスロープがあり、足の悪い議員のために設置されているとのことでした。向日市議会はバリアフリーもマイクの環境整備もできていませんが、どんな人でも使いやすい場所にすることは、大切だと思いました。全ては市民の代表が集まっている議会から改革出来たら素敵だと思いました。