議案第54号 政治倫理条例が最終日に提出?なぜ?
https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/21591.pdf
(提出内容は上記から)
https://www.youtube.com/live/OdSmdmD8FV8?si=3qJk7bY1aCrIbYTR&t=2473
(向日市YouTube動画)
議案第54号 政治倫理条例が最終日に提出?なぜ?最終日?
2026年6月定例会 議会レポート
プロセスに、大きな問題があります!!!!!
今定例会の最終日、7名の議員から「向日市議会議員政治倫理条例」が提出されました。
条例の目的自体は否定しません。しかし、その進め方には重大な問題があると考え、市民の皆さんにご報告します。
提出者:天野議員・上田議員・近藤議員・冨安議員・福田議員・米澤議員・和島議員(計7名)主な内容:議員の政治倫理基準を定め(公私混同の禁止・ハラスメントの禁止など6項目)、違反があった場合に審査会を設置できるとする条例。既存の「向日市議会政治倫理綱領」を具体化したもの。施行日:公布の日から
プロセスの問題① 全議員での議論がなかった
条例は現在の18名だけでなく、今後向日市議会に入ってくる新たな議員にも関わる重要なルールです。本来であれば、全員協議会・委員協議会などで全議員が議論する場を設けた上で提出すべきでした。
プロセスの問題② 議会活性化特別委員会での発言
全議員が出席していた議会活性化特別委員会で、杉谷議員が「最終日に提出する予定なら、この場で全員に説明してはどうか」と提案しました。しかし「まだ提出もしていない条例をこの場で言うのはおかしい」と返答され、私は最終日には提出されないと理解していました。
プロセスの問題③ 順序が逆ではないか
向日市議会は今まさに「議会基本条例」の策定に取り組んでいます。他市の事例を見ると、豊橋市・多治見市など多くの市が「議会基本条例を先に作り、その規定に基づいて政治倫理条例を位置づける」という順序をとっています。議会基本条例を作りながら、議論を経ずに政治倫理条例を先行させることは、順序が逆だと考えます。
「政治倫理綱領を具体化したもの。全会一致になると判断している。立ち話的な形で議長とも話し、異議がある人もいないと考えて提出した。今議会での採択を求めている。」
私が納得できない理由
定数18名は、多様な市民の声を議会に届けるためのものです。一部の議員だけで進める手法は、議会の合議制の原則に反すると感じます。
誤解のないようにお伝えしたいこと
政治倫理を高めること、ハラスメントを禁止すること、議員の行動基準を明確にすること。これらの方向性自体に反対しているのではありません。「どれほど正しい内容でも、プロセスに瑕疵があれば、条例への信頼は損なわれる」というのが私の立場です。また、24年前の綱領を土台にするのであれば、現在の状況に合わせてアップデートすべきだとも考えます。
全議員による議論の場を設ける
全員協議会・委員協議会などで、提出した7名を含む全18名が対話できる場が必要です。
議会基本条例との整合性を確認する
策定中の議会基本条例と政治倫理条例の関係を整理し、体系的に位置づけることを求めます。
他市の事例・現在の状況に合わせて内容をアップデートする
全国の先進市の取り組みを参照しながら、向日市の実情に合った条例にすることが必要です。
最後に・・・
天野議員は「議員は市民の代表であり、この条例は市民には関係がない」という趣旨の発言には、率直に驚きを隠せませんでした。議員の行動基準を定める条例は、市民の皆さんにとって最も関係の深いものです。議会の中で対話ができないのであれば、議会が力を合わせてできることが多くあるにもかかわらず、議会のチカラや権限が発揮できません。それは市民の皆さんにとっての善ではないと、私は考えます。丁寧なプロセスを経て、全員で議論し、信頼できる条例をつくることを求め続けます。
また賛成議員に名前を書いておきながら、一切発言しない議員一人ひとりにもその方の考えを個人的に問いたいとも感じます。
当然のことですが、杉谷議員が動議を出されて、継続審議になりました。当然です。