~脱炭素社会に向けた市民・地域のチカラ~
2012年福島にご縁いただき原発問題から日本のエネルギー問題を考え、コンセントの先を考えたことが無かったことに気付き、2021年、原発と火力を販売しない自然エネルギー100%ハチドリ電力に転職。
https://hachidori-denryoku.jp/
そこから益々、地球温暖化に危惧しだして多くのことを学ばせて頂いた時期でした。その中で江守先生の講座は沢山受講していて、今日はリアル江守先生見たさもあり参加(笑)
私は子育て、環境、防災を掲げて議員活動をさせて頂いていますが、実は政治と地球温暖化は本当に密接にかかわっていると思っています。東日本大震災後、政府は原発を廃止する方針を打ち出したかと???記憶にはありますが・・・今ではCO2を出さない原子力発電所をベース電源に、クリーンなエネルギーだといっています。
一度事故が起こってしまうと取り返しもつかない原発。そして今も元の生活に戻れていない方々、原発事故後の後処理も進まない13年・・・原発から出るゴミの処分先もない中で稼働し続けることが、将来私たちのこども・孫たちがどう思うのか?
下記は2100年の地球の温度の動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=gWGg6qb3F_0 またより詳しくは https://www.youtube.com/watch?v=dLgGSI0G2SA
環境省が出している2100年の日本の気温をみて、あと76年後に胸を痛めます。本当に私がこどもなら、これから生まれてくる赤ちゃんの立場なら、今の私も含めた大人たちに対して『本当に愛しているなら今すぐ!何とかして!』と思うと思う。
2021年毎日新聞に私が取材された記事ですが、私が自然エネルギーのハチドリ電力に転職し、プレゼンの練習を自宅でしていたときに末っ子から
『地球温暖化ってママたちのせいやん」
と言われて、私は一瞬返す言葉を失いました。
『うん。ママもそう思う。だからママはルィヴィトンからハチドリ電力に転職して、少しでも地球温暖化を止めたいと思って今仕事をしてる」と話しました。
https://mainichi.jp/articles/20211029/ddn/041/010/020000c
今もし同じ質問をされたら
『最終的に国の方向性を決めるのは政治。政治には社会を変貌できる大きな力がある。だからママは電力会社から政治家になって、気候危機をくい止めて、豊かな地域社会をバトンしたいと思って仕事してる」と伝えます。
私が尊敬している杉並区長の聡子さん。区長になって2年で公的な施設は全て自然エネルギーに転換されました。政治のチカラの可能性を見せて頂きました。その為には聡子さんの政策に賛同してくれる区議も必要です。
国のリーダーを誰がするのか。そして私たちは誰を選ぶのか。選挙にも大きな可能性を感じます。
ボランティアからソーシャルビジネスに転職して、今もボランティアはしていますが、ボランティアは悔しいけどソョーシャルインパクトが弱い。ソーシャルインパクトが大きい政治に今は可能性を見ています。
今日は五郎丸歩さんと井本直歩子さんがゲストでらしていて、今回のパリ五輪を視察された報告をしてくださいました。今回のパリ五輪の目標は2010年の大会よりCO2を―50%削減する!この目標に向けて徹底的に行動されたそうです。例えば!日本ではまだまだ建物建てたり、万博もそうですが、滋賀国体含めその都度新しい建物が建設されますが、今回のパリ五輪、なんと95%が既存の建物と仮設で実施!そして再エネ100%で実施されたとか!食事も牛肉はCO2を沢山排出するので野菜中心の食事だったとか。
至る所にウオーターサーバーを設置。マイボトル持ち込み可にしたそうです。EUは調達から廃棄まで責任ある仕組みをつくられています。
そう思うと前職のルィヴィトンも徹底していました。私が退職する頃には本来廃棄する素材から(例えば海に浮かんでいたプラから・・・ディスプレイを作成。世界中同じディスプレイを行うので、日本の企業との価値観の違いを感じながらLVを誇らしく思った私が居ました。直営店は自然エネルギー100%ですから!今はもっと加速しているはず!
最後に江守先生が、このままいくと2030年のSDGsの目標も、世界平均気温1.5度をくい止めることも無理だと思う。でもだからと言って諦めてはいけない。2030年に間に合わなくともやるべきことは変わらない!!この言葉に少しやっぱりそうだよなぁ・・・と残念な気持ちにもなりながら、それでもこども達の未来を諦めるわけにはいかない!!!と決意を新たにしました。
ハチドリ電力社員時代には毎日脱炭素に向き合っていたのですが、議員になってその他に学ぶこと、やるべきことが多すぎて、久しぶりにこの様な講義を受けて刺激になりました。
私たちに簡単にできる事は、消費活動は投票活動だということを!そして投票活動には社会を変える大きな力があるということに気付いて頂きたいです!自然エネルギーの電力会社に切り替えて毎月支払う電気代、毎月毎月どこかに支払うものを、どこから調達した電気なのか?そんなことを考える人が増えます様に!
こちらから環境に配慮した電力会社を選べます!https://power-shift.org/choice/ 前職のハチドリ電力もこの中にいます!そしてハチドリは利用者が支払った電気代の1%を自分の応援したい団体に寄付することができます。ミンナソラノシタは応援先団体として、立ち上げから加えて頂いており『ハチドリ電力』には感謝しています。
また向日市は脱炭素先行地域に採択されており、太陽光と蓄電池等を今かなり高い補助率で設置することができます。是非ご興味がある方はゼロカーボン推進課までお問い合わせください!
最後に、若者気候訴訟の話のお話がありました。私たち大人は生まれたときよりきれいに地球をして、この世を去る必要があります。地球は未来からの借り物だということを忘れてはいけません。
原告の声
日本各地の10代~20代の若者たちが、気候危機に脅かされることのない未来を求め、日本のCO2排出量の約3割を占める主要電力事業者に対し、科学が示す1.5℃目標と整合する水準での排出削減を求め民事訴訟を提起しています。
社会的にも力がある『ライオンズ』が主催だったことも大きいと思いました。今回、五郎丸さんが江守先生のお話を聴いて、『気候危機がここまで大変なことになっていることを初めて知った」とおっしゃいました。世界を知っているトップアスリートでもそうなんだと驚きましたが、自分が偶々福島にご縁いただいたり、両親が健康・環境意識が高い家庭に育ったからであり、普通に生活していたら皆そんな感じなのかもしれないと思いました。だからこそ、伝えていく、大切さも感じます。ライオンズの皆様の今後の行動にも期待しながら感謝いたします。