地区防災計画策定について・・・


岩澤会長が地区全体の状況をお話しされました。なんと!!!『ミンナソラノシタ』でも以前から大変お世話になっている方で、久しぶりの再会に感謝でした。ご縁です。
何名参加されるか未定だったとのことですが、8地区の住民の方々が集まり大変有意義な会議になったと感じました。

私の大学のゼミの先生が地区防災計画作成アドバイザーとして入られております。
住民さんから出たご意見を先生がまとめて、感想を述べられました。区長も市役所職員も最後まで参加されていました。地域住民が参加しやすいように19時スタート。8回講座一年間かけて左京区松ヶ崎自主防災会から策定をスタートさせるようで、区の事業として取り組まれています。
私は防災を研究する中で、個別避難計画なども勿論作成していかないといけないのですが、それよりも地区防災計画に今は可能性、光を見ています。今日の講座の中でも『自力避難困難者』という言葉を民生委員の方がおっしゃいました。
要支援者とか、個別避難計画策定者とか色々というけれど、各市町の対象から外れた人はどうするのか?向日市の場合は要介護4以上が個別避難計画対象者とかなり異例な基準を取り入れていますが策定は進んでいるのか?策定しても結局は自助・共助で72時間を乗り越えることを考えるとやっぱり行きつくところは『地区防災計画』なんです。
この一年で松ヶ崎地区の防災計画策定方法をしっかり学び、来年度は向日市で初の地区防災計画策定を実現したいと思います。
今までの防災計画は国・府・市とトップダウンで作成が義務化され、ほぼコピペ?向日市でも700ページ近い地域防災計画があるのですが、地区防災計画はボトムアップ型で、PTA・会社・団体・自治会・町内会等の単位で自分たちの避難計画等を自分たちで作成し、それを市の地域防災計画に紐づけることが出来るものです。
紐づけることによって、発災後スムーズに市とも連携をとることが出来る大変重要な計画書です。また要支援者も向日市では個人情報の観点から、民生委員さんしか情報を持っておられず、自治会メンバーには共有されていません。その辺りも民生委員さんだけでは限界があるとも感じるのです。(地区防災計画は下記後ご覧ください)

https://www.bousai.go.jp/kyoiku/chikubousai/pdf/250404_guidebook.pdf
11月2日に避難所訓練を実施しますが、この訓練も最終的ゴールは地区防災計画策定です。申し込みは9月1日以降となります。引き続き左京区松ヶ崎地区防災計画を学ばせていただきます!

