令和8年度予算に対し修正案を提出・・・議員とは?議会とは???
令和8年度の向日市の予算が可決されました。私は令和8年度の主要事業「デジタル防災マップ導入事業」に対して修正案を提出しました。理由は下記本会議場で読み上げた文を下記に添付いたします。
当日誰からも質問が無ければどうしようと思っていましたら、8名の議員が質疑をくださいました。(近藤議員・上田議員・天野議員・米澤議員・冨安議員・松本議員・青山議員・和島議員)
そして私の修正案に対して、賛成討論を会派代表杉谷議員が発言してくださいました。
結果は修正案に賛成したのは、会派「明日の向日」の杉谷さんと私のみ。
質疑は2時間近くとなりましたが、市民の方が1時間にまとめてくださいました。
下記よりYouTube動画を是非ご覧ください。
私の修正案に対し、私の尊敬する政治関係の先生方が発信されています。是非客観的な意見としてご覧いただきたいと思います。
お一人目は早稲田大学デモクラシー研究所の中村先生(首長経験あり、全国の行政・議会がより良くなるようにご指導されている先生)
https://www.facebook.com/share/p/1DaxgFfikg/?mibextid=wwXIfr
お二人目は地方議会研究所でご縁いただいた川本先生。(副市長の経験あり。地方議会にマインドセットをという連載を発信されています。その中で「議会は意思決定の理由と条件を述べよ」という記事を昨日アップされていたのでシェアします)
https://note.com/kawamoto79645/n/ne8989405edd3?sub_rt=share_pw
三人目は乙訓の議会を15年間市民の立場でウォッチングされている牧本先生。今回の件は委員会から本会議最終日までをウォッチングしてくださいました。
https://www.facebook.com/share/p/1AyVTA9Zi5/?mibextid=wwXIfr

(下記は当日本会議場で修正案に対する意見を述べた原稿です。)
会派「明日の向日」の林リエです。
ただいまより、令和8年度 向日市一般会計予算に対する修正案の趣旨説明を申し上げます。
本修正案は、令和8年度一般会計予算に計上されております「デジタル防災マップ導入事業費 5,800万円」を削除することを求めるものであります。
市民にも公表されている、主要事業の説明によりますと、災害時に避難所などを迅速かつ円滑に確認できるよう、防災マップの改訂に合わせて、スマートフォンからアクセス可能なデジタル防災マップを導入する。
そして、災害発生時には、現在地周辺の指定避難所の場所や、避難所の開設状況をリアルタイムで確認できるようにする。このように記されています。
しかしながら、去る11日に開催されました建設環境常任委員会において、本事業の説明を求めましたが、どのような内容のシステムを、何の目的で、どのような仕様で整備しようとしているのか、その点について、十分な説明を得ることができませんでした。
その後、会派としても改めて2回説明を求めましたが、残念ながら、追加の詳細説明はなく、費用対効果を判断できる状況には至りませんでした。
向日市がデジタルを活用して災害情報発信ツールを充実させていく方向は、時代の流れであり、私も導入を否定するものではありませんが市民の代表である議員として、事業の内容を十分に把握できないまま、5,800万円という予算に賛成することはできません。
まずは、 詳細な積算根拠・システムの仕様・他自治体との比較・保守費を含めた総事業費これらを明らかにしたうえで、市民と議会に対して丁寧な説明を尽くすべきであると考えます。
よって、令和8年度向日市一般会計予算からデジタル防災マップ導入事業費5,800万円を削除する修正を求め、本修正案の趣旨説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。(以上)
私は地方議会に入り、議員の仕事は一体何なのか?を恥ずかしながら深く理解しておらず様々な研修や全国議員間との学びの中で現在も私の目指す政治家に近づくために勉強を続けています。ある尊敬する方から、「議員の質と市民の質が比例する」と言われたからです。私たち議員の成長が=市民にも還元されると考えます。私たち議員は行政をしっかりチェックし、議会や議員を市民がしっかりチェックする。これが保たれてこそより良いまちになっていくと信じています。
- 予算公開の原則
予算にはその自治体の財政状況が端的に表れ、またその内容はどの様な施策がどのように実施されるか、税がどのように使われて住民に還元されるか示したものであるから、住民に対し積極的に公開していく必要がある。地方自治法は予算要領の公表(自治法219Ⅱ)と財政状況の公表(同法243の3Ⅰ)を定めています。一言でいうと、市民・議会にとって分かりやすいものになっているのか?が重要であると考えます。
本市の予算審議に対して現状のやり方で良いのか?議員がどこまで細かく見れているのか?議員の仕事の一番大切な予算に対し、職務が全うに遂行できているのか正直このままで採択されてよいわけがないと考えており質問がかみ合わず、私自身も的確にお答えできたか、課題もあると認識しています。ただ、私は何度も申し上げていますが(下記本会議場で読み上げた一文)
防災マップの整備や住民への周知が重要であることは私も全面的に認めているところです。しかしながら本件で問題としているのは、防災マップの必要性そのものではなく当該予算の妥当性と積算根拠の不明確さであります。5800万という多額の予算について具体的な内訳や算定根拠が示されていない以上、議会として適正な審査を行うことはできません。防災対策の必要性とは切り分け、本議案については一旦削除し、根拠を明確にした上で裁定案されるべきだと思う。
議員は予算に対し賛成にも反対にも市民に対する説明責任が発生します。私は現段階として賛成する責任を果たせないので修正案を提出しました。
YouTube動画をご覧いただき私への御助言や感想を戴けると幸いです。
是非皆さん、議会を一緒にウォッチングしてください。議会は私たちの未来そのものです!