1000人の声を政策に!2か月歩いて聴いて、気づいたこと。

8月1日、私は向日市長選挙への挑戦を表明しました。その際、「1000人アクション」のお話をしました。
トップダウンのまちから、ボトムアップのまちへ
市民の皆さん、地域企業の皆さんの声を直接聴いて、政策に反映する。
そして、それを年始に発表する。今もこの取り組みを続けています。
なぜ「聴く」ことから始めるのか
市は2年に一度ほど、市民アンケートを行っています。令和6年の調査では、787人が答えてくれました。
ただ、答えた人の半分(50.4%)は60歳以上でした。20代は4.7%です。
実際の市の人口では20代は約11%いますから、若い世代の声は半分も届いていないことになります。
市のこども計画の調査でも、15〜29歳の若者の半分以上(52.9%)が「こどもには意見を言う権利がある」ことを知りませんでした。
アンケートの数字は大切です。でも、届いていない声がある。
だから私は、自分の足でできるだけ聴きに行く大切さを感じています。
気づき① 「歩くのがこわい」という声
【向日市は歩道が狭くシルバーカーを押すご婦人から「歩道がせまくて車がこわい」と】
多くの市民の方々頂いているお声です。これは聞かなくても皆が感じていることです。
市民アンケートを調べてみると、これは一人の声ではありませんでした。
市民アンケートで「満足度が一番低い」のは、高齢の方や障がいのある方が安心して歩ける歩道です。
5点満点で2.33点でした。2番目は生活道路(2.41点)で、そのあとに路線バスなどの公共交通(2.47点)、通学路(2.48点)が続きます。
一方で、「大切だと思うこと」の上位にも、生活道路(4.24点)・通学路(4.20点)・歩道(4.17点)が並んでいます。
「とても大切なのに、満足できていない」。 ここに、まちの一番の宿題があると感じています。
自由意見を書いてくれた558人のうち、393件が道路や駅、公園など「まちの土台」についての意見でした。
気づき② 子育てを「ひとりで抱えている」人がいる
【子育て中のお母さんから「急な用事のとき、頼れる人がいない」と聴いた話】
市のこども計画の調査では、「こどもを見てもらえる親族や知人がいない」という人が増えています。
- 小学生の保護者:8.0%(平成25年)→ 20.1%(令和5年度)
- 就学前のこどもの保護者:11.1%(平成25年)→ 16.0%(令和5年度)
10年で、小学生の保護者は5人に1人になりました。
就学前のこどもの保護者に、子育ての環境への満足度を聞いた結果もあります。「満足度が低い」と答えた人が31.3%で、「高い」と答えた人の28.6%を上回っています。遊び場については、6割以上(62.8%)の方が「雨の日に遊べる場所がない」と答えています。
私自身、3人の子を育ててきました。頼れる人がいないときの心細さは、よくわかります。
またハンディを抱えるこども達の急な預け先の問題も深刻です。
気づき③ 「同じ経験をした人」になら話せる
【中高生や若い方と話して感じたこと】
こども計画の調査で、こどもたちに「どんな人になら相談できる?」と聞いた結果があります。
小学生・中学生・若者のすべてで、1位は「自分と同じ悩みを持っている、持っていた人」でした
(小学生67.2%、中学生63.8%、若者57.5%)。
若者がどんな形なら意見を言いやすいかも聞かれています。「アンケートに答える」に次いで多かったのは、
「グループで意見を出し合って発表する」(43.3%)でした。
相談しやすい相手も、声を出しやすい場所も、「上から聞く」形ではありません。「同じ目線で一緒に話す」形です。これは、1000人アクションで私が大事にしたいことと同じだと気づきました。
聴くほどに、見えてくる
うれしい数字もあります。市民の85.1%が「向日市は住み心地が良い」と答えています。
8割の方が「これからも住みたい」と考えています。
この良さを守りながら、「大切なのに満足できていないこと」を一つずつ変えていく。
皆さんの声は、そのための地図です。
いただいた声は、一つひとつ政策づくりに生かし、年始に皆さんへお返しします。
まだお会いできていない方の声も、ぜひお声をお林リエHPの問い合わせから又は
公式LINEからもお待ちしています。
全ての人に居場所と出番があるまちを一緒に創っていきましょう!