2026.10.09(Fri) 金曜日は未来を語る日

自治会これからを考える

自治会のこれからを考える

国づくりは人創り

市民活動から政治家になった私は、「国づくりは人創り」「地域はすべて人」だと考えています。
だからこそ、向日市を市民活動に力を入れるまちへと早急に変えていかなければならないと、
強い危機感を持っています。

まず、向日市がホームページで示している「自治会とは」をご覧ください。

https://www.city.muko.kyoto.jp/soshiki/7/1519.html

ここに書かれている姿を実現するために、市として何ができるのでしょうか。


区民運動会の思い出と、いまの現実

向日市には区事務所があり、自治会をまとめています。区民体育大会は、自治会、区、そして向日市の第三セクターである向日市スポーツ文化協会などが連携して実施しています。

https://mukosca.jp/files/libs/3850/202606251632148625.pdf

※第三セクターとは、国や地方公共団体(公)と民間企業(民)が共同で出資して設立・運営する法人のことです。「第一セクター=行政」「第二セクター=民間企業」の中間に位置する第三の主体、という意味でこう呼ばれます。

私が小学生の頃の区民運動会は、自治会対抗で競い合い、多くの市民が参加していました。
本当に豊かで楽しい思い出として、今も胸に残っています。

ところが今では、区民体育大会を開催できない区が増え、実施されていても参加者は激減しています。
向日市の自治会加入率は約45%。こうした状況は当然の結果ともいえます。

下記は2023年の上植野地区の運動会の記事ですが、2026年は開催されませんでした。

https://rie-japan.com/blog/427/

示されなかった市の方向性

以前の一般質問で、自治会をどうしていくのかを市に問いました。しかし答弁は、「自治会の衰退は全国的な傾向であり、向日市だけが衰退しているわけではない」という趣旨のもので、具体的な方向性も施策も示されませんでした。

https://rie-japan.com/blog/2305/

市が旗を振り、抜本的な改革に取り組まなければ、いま自治会を担ってくださっている役員の方々が活動できなくなったとき、すべての活動が終わってしまうのではないか。私は本気でそう危惧しています。

私たちのまちでは、先輩方からの伝承がうまく受け継がれていないと感じます。先輩方がいてくださる今だからこそ、これからの新しい自治会、新しい地域創りに本気で向き合わなければなりません。

協働の力を「産官学金民」で

私は、我がまちには協働の力が弱いと感じています。「産官学金民」のすべての力を結集しなければ、これからの時代の変化に取り残されてしまうでしょう。役割分担は、たとえば次のように描けます。

行政(官) は、自治会の将来像を示すビジョンや指針の策定、行政依頼業務の見直し、各主体が集まる協議の場(プラットフォーム)の設置、中間支援組織への支援や財源の確保を担います。庁内に地域協働の担当を明確に置くことも、旗振り役としての本気度を示すうえで重要です。

産業界(産) は、回覧板アプリなどのデジタル化を担う事業者、地元商店や企業による地域活動への協賛、社員の地域ボランティア参加などで関わることができます。企業にとっても地域貢献の実績になります。なお、回覧板アプリについては現在、区長会が福井県の自治会アプリを視察し、検討を進めておられます。

大学(学) には、住民意識調査や先進事例の分析、学生の地域参加による担い手の補完が期待できます。私が政策学系の大学院で学んだ経験やネットワークも、さまざまな分野で直接活かせると考えています。

金融機関(金) は、地域の信用金庫などが、地域ファンドやクラウドファンディングの仲介といった資金面の支援や、地元事業者とのマッチングで力を発揮できます。

住民・市民団体(民) は、自治会はもちろん、NPO、PTA、マンション管理組合などが実際の担い手として参画します。

行政だからこそ、できることがある

私が続けているボランティア団体には、何の拘束力もありません。一人ひとりの自発性で力を合わせて活動しています。

一方、行政は「仕事として」まちづくりに関わることができます。
そう考えると、もっともっとできることがあると、アイデアが次々に湧いてきます。

だからこそ、「産官学金民」なのです。それぞれの専門家が集まり、みんなで地域社会を形づくっていく。
私はこうした取り組みに力を入れていきたいと考えています。

まち歩きで聴く、生活者の声

時間があれば、まち歩きをしています。市民(生活者)の声を直接聴かせていただけるまち歩きは、私にとって本当に大きな学びです。いろいろとお話ししてくださる市民の皆さまに、心から感謝しています。

 

我がまちは1300年の歴史がある向日神社があります。先人の方々は今の向日市をみて
なんとおっしゃるのだろう・・・

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