北陸新幹線小浜京都ルート撤回を求める請願に賛成討論

https://www.youtube.com/live/wf5TbVn-OBc?si=gAJ0AJqvuXGdH5Z6&t=7835
令和7年度第1回定例会にて提出されました請願
「北陸新幹線の小浜・京都ルートは撤回すべきであるとの決意を求める請願」
会派「明日の向日」としては、誰が出した請願でも、政党など関係なく内容で吟味すると決めています。政治的な内部のことで市民に関係ない対立はよくないと感じています。今回紹介議員になったことをきっかけに、向き合うことをスタートしました。まだまだ理解不足だらけの私ですが、是非討論を聴いていただけたら幸いです。
そして皆さんと共に、対話を通じて本当に7世代先の皆にとって善の決断をしていきたいです。
今回の請願に賛成討論は、会派明日の向日のみでした。反対討論は自民党・維新無所属の会・MUKOクラブでした。結果は否決・・・(下記請願内容です)
https://www.city.muko.kyoto.jp/uploaded/attachment/17688.pdf
「下記討論の内容です」
北陸新幹線 小浜京都ルートは撤回すべしとの決議を求める請願について
会派『明日の向日』として賛成討論をさせていただきます。
今回の請願を頂くまで、私はお恥ずかしながらこの問題は向日市民にはあまり関係がない、忙しい日々の中で向き合うことをあえてせずに過ごしてきました。
皆さんに問います。人間が行うことで絶対安全は存在するのでしょうか?
私は東日本最震災後の福島県に2012年からご縁いただき毎年通っています。
当時の私は『原発は事故は起こさない』と聞いていましたし、原発はクリーンで安全な未来のエネルギーとして素晴らしいものだと教育されていました。
しかし原発事故が起こり、調べれば調べるほど、私の頭の中がはてなだらけになりました。
原子力発電所から出る核のゴミの処分方法もまだ見つけられていません。日本中に原発はあり、私たち京都も福井の原発銀座から60キロ圏内です。日本に住む私たちにとってもうどこに住んでいても事故が起こると、被ばくする可能性があることも初めて知りました。今まで安全だと教育されてきたのに?教育の恐ろしさも感じましたし、持続可能なエネルギーとよく言えたものだとも感じました。
当時の私は、原発建設に賛成した、政治家や今は亡き大人たちは、どんな思いで建設に賛成したのだろうと思いました。
私は母に聞きました『どうしてこんなにも危険な原子力発電を日本中につくることにお母さんたちは賛成したの?』と
母は私にこう言いました。『日々の仕事や子育てに必死で、お母さんもいつの間にかこんなに沢山の原子力発電所ができていることに気が付かなくて、ごめんね』と。
この時の母と同じ言葉を、我が子になるべく言いたくないと思い、福島を応援するボランティア団体『ミンナソラノシタ』を立ち上げました。
今回の北陸新幹線京都ルートの問題もそうですが、私たち会派『明日の向日』としては今一度本当に新幹線を建設することに対して、費用対効果や環境面で持続可能なのか?
今だけ金だけ、自分だけになっていないのか?をこの請願を通して、向日市民や向日市議の皆さんと考えたいと思い紹介議員になりました。
今回、元府議会議員で元自民党の二ノ湯しんじさんが、京都府内全域の市町の地方議員にこの問題を真正面から考えてほしいとの問題提起をするために請願を出されました。
この新幹線プロジェクトは8年前に与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームが決定した事柄だと伺いました。しかし昨年の8月に資財費高騰や人手不足が影響し、当初の予算から2倍以上の最大5.3兆円に膨らみ、工期も当時は15年とされていましたが最長28年と伸びることが国土交通省から報告されました。
請願者によると国家プロジェクトでも、京都府の事業負担額も毎年300億ほどに上るということです。キャッシュで支払えるだけの資金があるのであれば何も言いませんが借金で作るとなると話は変わってきます。
2025年3月12日の京都新聞によると、京都府知事給与据え置き20年という記事がありました。この記事を読むと、20年以上知事の給与を引き上げない背景にあるのは、府の財政難。借金返済の負担度を示す実質公債費比率が16.8%と47都道府県で3番目に悪く、将来の財政圧迫度を示す、将来負担比率は264.6%と全国ワースト4位。と記されていました。
現在、向日市が行っている市民生活支援の財源の多くを国と府の補助金・支出金が占めています。こちらをご覧ください。
例えば障がい者自立支援給付費約24億内、国が12億 府が6億 市が6億
京都府子育て医療費 2億6千の内 府が1億3千万 市が1億3千万
30年後は人口が3割減。高齢化率は40%に上昇。超少子高齢化社会の日本が目の前にきています。30年間国民の生活水準は下がり続け、社会保障もままならない現状の中で、借金を続けていいのでしょうか?
次に環境への影響も危惧しています。
新幹線の建設に伴い、自然環境が変化し、動植物の生息地が破壊される可能性があります。特に、希少種や絶滅危惧種が生息する地域では、その影響が深刻です。
次に水質汚染 建設工事による影響として土地の掘削や工事に伴い、土壌や水源が汚染されるリスクがあります。
短期的な利益だけでなく、長期的な環境保護や地域の持続可能な発展を考慮することが重要です。環境への配慮がなければ、将来的に大きなコストがかかる可能性があります。
地球は私たち人間だけのものではありません。地球は未来からの借り物であり、私たちはもうこれ以上地球環境を破壊する行為はやめるべきだと考えます。もっと便利に、もっとお金を設けて、もっともっとと足るを知ることを忘れた私たちは、本当に愚かだと思う時があります。
これ以上、もうこども達が生きていく環境を壊すのをやめませんか?
そういう意味でも、今回の北陸新幹線、小浜京都ルートは撤回すべしという決議を求める請願に会派明日の向日として賛成討論とさせていただきます。
議員の皆様には未来のこども達に責任ある態度をお示しくださいますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
添付資料は令和6年10月に国土交通省鉄道局が出されている資料です。まだ読み込めていませんが添付しておきます。下記のYouTubeは先日二ノ湯さんと杉谷さんと請願に対してお話しした動画です。
様々なアクションを通じて皆で議論を深めていけたら素敵だと感じていますので、そういう意味でも今回の請願は意味があったと感じています。
こちらは請願者と共に、担当の委員会での議論動画です。
下記は請願者二ノ湯さんと会派として、市民に分かりやすくこの請願内容についてお話ししていただいた動画です。
さて!あなたは北陸新幹線に対して、どう感じましたか???