今後の請願をどう扱うのか?高校生請願以降・・・
【議会運営委員会まとめ】
1.高校生請願への対応方針をめぐる議論
●議論の経緯
前回の高校生請願の際、前例にはしないことを条件に「臨機応変な対応」を委員長判断で行った。今後、同じような案件があった際にどう扱うか議論した。
●結論
会派の賛否が分かれ、最終的には多数派によって
「現行通り、請願者の希望に柔軟に合わせる必要は基本的にない」
という方針に戻すことが決まった。
賛成(現行維持)
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自民党
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MUKOクラブ
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日本維新の会と無所属の会
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公明党
反対(柔軟な対応を継続すべき)
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明日の向日
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共産党
●時間調整の扱い
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「趣旨説明」は10時からとする。
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それ以外の時間は原則“議会側の都合に合わせてもらう”。
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イレギュラー事案はその都度協議。
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「請願者の都合に合わせるべきではない」という意見が多数。
●私の所感
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対話を尽くす姿勢が不足している と強く感じた。
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「請願権をどう捉えるのか」という根本議論が深まらなかった。
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開かれた議会をつくる意識が弱いと感じる。
- 請願は年に4回しかない。その4日間のみをもっと柔軟に対応しても良いのではないかと感じた。
- また学生の請願は今後は滅多にないと断言する議員もいたが、私はもっと学生や若い方々が請願を出してくるまちになったら素敵だと考えているので驚いた。
●請願権の確認
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憲法16条で保障された国民の基本的人権。
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日本国民だけでなく、在住外国人や未成年も行使可能。
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国・自治体に意見や要望を提出できる権利。
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向日市の場合は議員の紹介が1名必要。
2.市民からの「問責決議に関する質問状」への対応
市民より9月議会で林リエに対する問責決議課可決されたことに対し
「問責決議に関する質問状」が議会に届いた。11月21日に各会派に打診された。今日議会としてどのように対応するか各会派で議論した。
●会派の意見一覧
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共産党:議長の文面のままで良い。
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維新:議長が回答すべき。追加反応があればその時に判断。
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自民:議長文書で異議なし。
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公明:同上。
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MUKOクラブ:同上。
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明日の向日:
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市民は「議長個人」ではなく「議会としての見解」を求めているのではないか。
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前回のYouTubeだけでは内容が分からない。
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議長は説明責任を果たすべきではないか。
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議長単独回答で本当に良いのか疑問だ。
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●結論
最終的には、
「議長の文書で回答する」ことで合意した。
ただし、
今後これを出したことで、どのような反応があり、再度議論が必要になるかもしれないという懸念も共有された。
議長の文面とは・・・