2026.10.04(Sun) 活動報告

【議会報告】向日市議会 令和8年第3回(9月定例会)決算のご報告

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向日市P6~向日市令和7年度決算状況が掲載されています。
歳入から歳出を差し引くと、総額は20億越え!
翌年に繰り越す事業の財源を除いた実質収支は19億6千万程!
(実質収支を分かりやすく言うと、「その年度の収入から支出を引いたお金のうち、来年度へ回す予定のお金(繰越金など)を除いて、純粋にその自治体(や組織)に残った本当の黒字・赤字のお金」のことです。

添付のPFDからご覧ください。P6~です。

市民一人当たりの経費は次のページに!皆さんの納税によって皆で支え合って生きていることを痛感しますね。


8月24日から9月17日まで、向日市議会第3回定例会が開かれました。今議会の最重要課題は、昨年度(令和7年度)の決算審査です。議員には、市民の皆さんに代わって市のお金の使い方をチェックする役割があります。その立場から審査に臨みました。

1. 一般会計決算の認定に「反対」しました

反対の理由は2つです

① ニデック社の開発用地への課税をめぐる上告
ニデック社が開発中の土地に、格安の「農地」として課税していたことは違法だとする判決が出ました。市はこの判決を受け入れず、最高裁に上告しました。多額の税収を手放すことにつながる裁判を続けることは、市民の利益に反すると考えます。

② 予算と決算の差が大きすぎる
向日市の一般会計では、ここ数年、毎年度10億円前後のお金が余っています。余ったお金は公共施設整備基金や翌年度への繰越金に回されています。

老朽化した公共施設に備えて財源を確保することは大切です。しかし、必要な基金は計画に基づいて予算に組み込み、きちんと執行するのが本来の姿です。向日市の財政は赤字で破綻するリスクは低い一方で、市民生活への支援策を、もっと積極的に実施できたのではないかと考えています。

評価した点

  • 上下水道の基本料金の減免や、小中学校の給食費値上げ分への補助など、市民生活への支援
  • 寺戸公民館と市民温水プールの設計が進んだこと
  • ゼロカーボン推進事業の利用が大きく伸びたこと

改善を求めた点

「市民とともにまちづくりを進める」という視点から、次の改善を求めました。

  • 大切な情報を市民に届けるため、SNSを本格的に活用する体制づくり
  • 小中学校建替えの第一陣となる第2向陽小学校の建替えを、情報をオープンにして進めること
  • 市民が使いやすい市民会館をめざした利便性の改善
  • 参加しやすい防災士育成事業への見直しと、女性消防団の早期導入

2. 来年の市長選・市議選は「同日実施」になるの?

全議員で検討し、12月に結論を出すことを確認

6月議会で、来年4月の市長選と来年7月の市議選を同日に実施するための検討を求める市民からの請願が可決されました。
これを受けて議会では、全議員が参加して議論を進めることになりました。
10月から11月にかけて視察などの調査・検討を行い、12月議会で議会としての結論を出すことを全議員で確認しています。

「議会の自主解散」を求める請願が可決 ― 私は継続審査を主張し、反対しました

そうした中、同日実施に向けて議会の自主解散を決断するよう求める請願(請願第3号)が新たに提出され、可決されました。

しかし、全議員で「調査・検討したうえで12月に結論を出す」と確認したばかりです。検討もしないうちに結論を出すことはできません。私はこの請願を今は採択せず、継続審査とするよう提案しましたが否決されたため、やむなく請願に反対しました。

3. 「議員倫理条例」について ― 進め方に大きな疑問があります

6月議会からの経緯はこちらをご覧ください。
https://rie-japan.com/blog/2610/

この条例案は、自民クラブ・公明党・MUKOクラブの3会派の議員から、6月議会の最終日に提出されたものです。9月議会まで継続審議となり、9月17日の本会議で採決が行われました。私はこの条例案に反対しました。

私は、この条例の進め方は非常にまずいと感じています。理由は次の3点です。

① 議会としての対話がほとんどなかった
条例案は6月議会の最終日に突然提出され、議員同士で十分に話し合う機会がほとんどありませんでした。

② 「なぜ今必要なのか」の説明がなかった
本会議では3名の議員が反対討論を行いましたが、提出した会派からの賛成討論はありませんでした。反対する議員に理解を求める努力や、なぜ今この条例が必要なのかという具体的な説明も、ほとんどありませんでした。条例を提出し名前を連ねるのであれば、その意義を自らの言葉で語るのが筋ではないでしょうか。

③ 議会基本条例との一貫性がない
向日市議会では現在、京都府内で最後となる「議会基本条例」を作成中です。この基本条例は「新たな取り組みは一切盛り込まない」という条件のもとで作られています。その一方で、新たな仕組みとなる倫理条例は十分な議論もなく進められる。この姿勢には一貫性がないと考えます。

条例は、市民の皆さんの代表である議会のルールを定める大切なものです。だからこそ、もっと議論と対話を重ねて作るべきだと私は考えています。

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